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かんすう(1)|関数|パフェのもとへつれてって1

小学生から幼児の学習プリント無料の子供プログラミング教材「関数」パフェのもとへつれてって1

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複数の「命令」をまとめた「関数」を作っておけば、短く簡単に指示が出せる

「命令」のかたまりが「関数」

小学生から幼児の学習プリント無料の子供プログラミング教材「関数」パフェのもとへつれてって1かんすうパフェ困っているピン
ピンがパフェを食べに行きたいけれど、マス目の道のどこを通ったらいいのか分からなくて、困っているぞ。
そこでナマジは道案内をしてあげることにしたよ。
だけど毎度ひとつひとつ「命令」を出すのは手間がかかってたいへんだなあ!
何か効率の良い方法はないかな~。
ナマジは考えたよ。
小学生から幼児の学習プリント無料の子供プログラミング教材「関数」パフェのもとへつれてって1めいれいぶん
小学生から幼児の学習プリント無料の子供プログラミング教材「関数」パフェのもとへつれてって1かんすう
複数の「命令」を組み合わせた「関数」をあらかじめ作っておく。
そして、ピンに教えてあげる時に、ナマジは「関数」の名前をピンに見せるだけ。
あとはピンが中身の「命令」ひとつひとつ確認して、実行していくよ。
簡単になったね。

「関数」は使いまわしができる

もし、また同じマス目の道を通ることがあったら、使った「関数」をもう一度使いまわしたってかまわないよ。

「関数」をあらかじめ作っておくと、また同じことをするときにも役に立つんだ。
「関数」がなかったら、また同じ「命令」を長々と繰り返して伝えないといけないところだったね。
小学生から幼児の学習プリント無料の子供プログラミング教材「関数」パフェのもとへつれてって1かんすうめい

じつは、この使いまわしができることって、プログラミング的思考法「一般化(いっぱんか)」の考え方なんだ。
「関数」も「一般化」の考え方に基づいているんだね。

日常でもプログラミング的思考「関数」は使われている

「関数」ときくと難しそうな響きに思うけれど、実はあなたの周りでも使われているよ。
例えば、お母さんに「学校に行く準備をして!」なんて言われたりしてないかな?

この「学校に行く準備」の中身を分解すると「処理」がたくさん詰まってるんだ。

授業の教科書の準備をして
体操着準備して
歯を磨いて
着替えて
ランドセルやカバンをしょって
などなど。

小学生から幼児の学習プリント無料の子供プログラミング教材「関数」パフェのもとへつれてって1かんすうのしょり

でも、これらを毎朝ひとつひとつ言ったりはしないよね。
「学校に行く準備」というのが「関数」で、「処理・命令」のかたまりなんだ。

このドリルで身につく、プログラミング的思考法

プログラマーたちは、いかに短く分かりやすいコードを書くか都度考えながらプログラミングをしています。
そんな時、大活躍するのが「関数」です。

「命令」を組み合わせて「関数」が作れそうなところは、あらかじめ「関数」にしておきます。
そして、実際のメイン処理では、関数の名前だけを並べて置くだけなのです。
細かい処理の中身が知りたかったら「関数」の本体を参照してね、としています。
もし関数がなかったら・・・
処理がダラダラ~っと書かれて、読む気がしないし、頭がこんがらがりそう。

このドリルでは「関数」をメインに扱いました。
「関数」という命令のかたまりにすることで、長々とした一連の命令を端的に表現でき、整理整頓できるとともに、他の人にも伝わりやすくなりました。
もし、もっと複雑で大規模な処理があったとしても、複数の「関数」を組み合わせることでスッキリ作れます。
さらに、一度作ってしまえば「関数」は他でも使えるので効率がよいですね。

これが、プログラミング的思考法「関数」です。
そして「関数」の考え方は他のプログラミング的思考法も同時に使うことになります。

● 関数
命令の組み合わせ。関数を使うことで分かりやすく他のひとに伝えやすくなる。また使いまわしができるようになる。
● 順序
ひとつひとつの命令を上から順に実行していくこと
● 分解
関数からひとつひとつの命令・処理に分解すること
● 一般化
関数化することで誰でも他の時でも使いまわせるようにすること

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