「変数(へんすう)」が箱ならば「配列(はいれつ)」は棚
ナマジがファーマーズマーケットでキノコを売っているよ。
キノコの種類がたーくさん!
ひとつひとつに名前をつけるのは、種類がたくさんありすぎて大変そうだし・・・
「サル山でとれたキノコ」とか「赤い」とか「てんてんの模様」とか特徴でいうのも、同じようなキノコがあるから間違えちゃいそう・・・
ひとつひとつに名前をつけるのは、種類がたくさんありすぎて大変そうだし・・・
「サル山でとれたキノコ」とか「赤い」とか「てんてんの模様」とか特徴でいうのも、同じようなキノコがあるから間違えちゃいそう・・・
そこでナマジは考えた。
まず、お客さんが選びやすいように棚に陳列しよう。
次に、棚の横(段)と縦(連)に、それぞれ名前と番号をつけることにしよう!
そして、どのキノコのことを差しているのかを、棚の「横の名前」と「縦の番号」を使って指定するようにしたぞ。
まず、お客さんが選びやすいように棚に陳列しよう。
次に、棚の横(段)と縦(連)に、それぞれ名前と番号をつけることにしよう!
そして、どのキノコのことを差しているのかを、棚の「横の名前」と「縦の番号」を使って指定するようにしたぞ。
そうすれば、たくさん種類があるキノコだけれど、名前と番号さえ指定すれば、どのキノコのことをいっているのか管理がしやすくなるね。
さっそくお客さんのピンが、棚の「横の名前」と「縦の番号」を伝えてキノコを指定したよ。
こうやって伝えてもらえると、お互い分かりやすいね。
こうやって伝えてもらえると、お互い分かりやすいね。
「配列」でみにつくプログラミング的思考
「配列」を使って、たくさんのデータをまるっと管理
プログラマーが扱うデータの多くが「同じ性質だけど値が違うもの」です。
たとえば、ナマジもピンも「フログラム星の住人」という性質は同じだけど、みんなひとりひとり違います。
そこで「フログラム星の住人」という性質の箱を用意しておいて、箱の中身を「ナマジ」、別の時には「ピン」、また別の時には「アホウドリさん」と、その時々で値を入れ替えて使います。
でも、それだと毎回入れ替え作業が大変ですよね。
だったら「箱」を一列に並べて連結させて、「棚」を作ったら一気にデータを扱えるんじゃないか。
それが「配列」になります。
だったら「箱」を一列に並べて連結させて、「棚」を作ったら一気にデータを扱えるんじゃないか。
それが「配列」になります。
「配列」はいくつかのデータ(変数)を一列に並べてまるっと管理できるようにしたものなんですね。
このドリルでみにつくプログラミング的思考
このドリルでは、棚の「横の名前」を「配列名」、「縦の番号」を配列の「添字」、キノコを「変数(要素)」に見立てて、配列の宣言の仕方と配列の要素をよむことを扱いました。
さらに、横の段が「リス山キノコ」「サル山キノコ」「クマ山キノコ」と配列自体も複数あるので「多次元(二次元)配列」となっています。
●配列:複数の要素をまとめて格納し管理するためのデータ構造のこと
–配列の宣言の仕方
–配列の要素を取り出すこと