プログラミングについて

「プログラミングが何のことかわからない」
「気になっているけど、どう学べばいい?」

そんな疑問がある方に向けて、このページでは、「プログラミング学習」がどういうものかをご案内していきますね。

プログラミング学習って必要?

プログラミングってなんだろう?

そもそも「プログラミング」って何?

イメージとしては、プログラマーやSEが作っている「英語、記号の文章」(プログラム)が浮かぶかもしれません。

けど、みんながプログラムを作れるようになる必要はないんじゃない?

その通りです!

このサイトで学んでいくのも、これからの子どもたちに必要なのも「プログラミング的思考」であって、プログラムそのものではありません。

プログラミングというのは、「コンピュータに意図した動作を行わせるために、処理手順を作成して与えること」です。この指示を出す言語は、C言語やJavaなど色々ありますが(多くの場合、見た目は英文です)、大事なのは、「意図した動作」を引き出すための、「正しい処理手順」を考えられることなのです。

プログラミング的思考を身につけることは、論理性を身につけること。

それは将来社会人になったときに役立つ考え方であり、生きていく上でも大きな助けになる力です。具体的には……

「ものごとを順序立てて考える」
「要素を読み解いて、それぞれの関係を捉え、分析する」
「自分で手順を考えて作り出す」
「間違っている部分を見つけて、修正する」

難しく説明するとこうなりますが、簡単に言えば……

「思考力、創造力を身につける」

ということです。AI(人工知能)によって単純作業がなくなると言われる未来、プログラミングの考え方を通じて、創造性を身につけることは、生きる力になるはずです。これからの時代、AIを使いこなすためにも、どんな仕組みでAIが動いているか知ることは大事ですよね。

まとめ

  • プログラミング的思考を身につけるとは、プログラマーになることではなく、創造力を育てること
  • 将来、AIとうまく付き合うためにも身につけたい力です

学校で「プログラミング的思考」を教える時代に

高校では既に「情報」という科目がありますが、2022年から「情報I」が必修となり、高校生全員がプログラミングやデータ活用を学ぶことになりました。

2025年からは、大学入学共通テストにも導入されるため、大学受験を考えても、早めに学びをスタートしたいところですよね。

プログラミングって難しそうだから、

英語と同じように早めに覚えてほしいかも…

実際にいま、小学校でも一人一台、自分のパソコンを持てるようになりました。パソコンの使い方を学ぶだけでなく、通常の授業の中で上手に取り入れていくよう、学習の進め方が変わっています。

・算数の授業で、パソコン内の電卓を起動して使う
・ダンスの練習のとき、振り付けの動画を見る
・休校となったときに、遠隔で授業を行う

など、いろいろな使い方がありますね。

このようにパソコン(コンピュータ)を使いこなすためには、パソコンがどのように動いているのかを知っていくことも重要です。

でも、うちの子はまだ小さいし、パソコンを使わせるのは…

これも、少し心配ですよね。
実際、小さい子に遊ばせておいたらノートパソコンの画面を割られた……なんて話もあります。

でも大丈夫。プログラミング的思考は「考え方」を学ぶものです。
パソコンがなくても学べますし、幼児や小学校低学年でも、学びのスタートとして早すぎることはありません。

このサイトでは、かんたんなドリルを使って、プログラミングの基礎となる考え方と、それを身につける方法をお伝えしています。

まとめ

  • 「情報」が必修科目になり、進学や学習のために準備が必要
  • パソコンがなくてもプログラミング的思考は学べる

もっと詳しくプログラミング教育のことや学習方法、プログラミング思考について知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
4コマ漫画付きで面白く楽しく解説しています。

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